一般的に歯科用レジンは、ポリマーとモノマーを混ぜて、
ラボ内で科学的に重合させレジンという個体を整形します、その為重合収縮がおおきいのです
熱可塑性レジンの特徴としては、アクリル樹脂を作る際、重合の行程をメーカーの方で工業的に終えています
その為より均一な品質になるとともに、樹脂に熱を加えて流動性を持たせ型に圧入して整形します。したがって、ラボ内での重合という行程が熱可塑性にはありません。
ペレット状に出来上がっている樹脂に熱を加え、流動性を持たせ型に圧入して整形します。硬化するまで圧をかけ続けるので収縮分まで補正できるのです。つまり収縮がほとんどないのです。その為適合が抜群にいいのです。
出来上がった義歯の表面も固く、削った際、レジン特有の匂いがあまりしません。
化学的に安定しているため表面高度もあり、汚れも付きにくいのです。
アレルギーの強い方などには、モノマーの流出が少ないのでいいかもしれません。
会社のスタッフがこの素材の義歯を試したところ、適合の良さに驚いていました
毎日がこの義歯のおかげで明るくなった。
本人が、こんなにいいならもっとすすめるべきと、言っていました。
欠点は固いため、粘り、強度が若干弱い
これらは、人工歯脱離、義歯破折など重要な要素の一つになりますが
メーカーの製品にもよるのでいろいろ試しています。
人工歯については維持の掘り方など工夫次第で改善できるようです。
メーカーが材質を改善して出してきています。
保険対応の義歯です。熱可塑性義歯床で点数が上がっています。
kdentalでは、コンクエストシステム
http://www.jin.ne.jp/newscraft/other_products/others.html
を使用して圧入してい るので、適合が全然違います
しかし熱を加えて整形するため熱収縮があるのですが、ある程度固定化するまで 加圧されるので、熱収縮を補正できるのです。
そのため
1、一般のレジンに比べて格段に適合がいいのです(石膏模型にぴったり収まります)
2、化学的に安定しているので表面が固く滑らかで汚れにくい
など、義歯を制作する上で最も大事なところが精密にできます

「歯科医が自分にしたい治療の特集」のところでも紹介しています。
|